譚松韻(タン・ソンユン)×劉学義(リウ・シュエイー)主演の中国時代劇『蘭香如故』。
2026年9月11日に中国で放送・配信がスタートすると、序盤から徐々に数字を伸ばす「低開高走」の推移を見せ、注目を集めています。
そして主演2人のインタビューからは、林錦岐と許蘭香の恋について興味深い事実も明らかになりました。
実は林錦岐、かなり早い段階から蘭香を好きだったようです。
この記事では『蘭香如故』のあらすじ、キャスト、日本からどこで見られるのか、現在の熱度や再生データ、そして譚松韻と劉学義が語った2人の恋愛についてまとめます。

『蘭香如故』基本情報
原題:蘭香如故(兰香如故)
日本語配信タイトル:蘭香如故~流れに逆らって~
放送年:2026年
ジャンル:古装・ロマンス・女性成長・家族
主演:譚松韻(タン・ソンユン)、劉学義(リウ・シュエイー)
監督:黄穎湘、陳丹
総脚本:桐華
脚本:桐華、簫楼
中国での放送・配信:CCTV-8、Tencent Video
日本向け配信:WeTV
原作は桐華による小説『蘭香縁』。
『歩歩驚心』などでも知られる桐華自身が総脚本を務めているところも、本作の大きなポイントです。
『蘭香如故』はどこで見れる?
2026年9月17日現在、『蘭香如故』は日本からWeTVで視聴できます。
日本語版では、
『蘭香如故~流れに逆らって~』
というタイトルで配信されています。
一部エピソードは無料で視聴でき、その先はVIP対象となっています。
現在WeTVには日本語の作品ページが用意されているため、日本からリアルタイムに近い形で追いかけたい人はWeTVが一番分かりやすいでしょう。
中国では2026年9月11日からCCTV-8とTencent Videoで放送・配信されています。
『蘭香如故』あらすじ
大学士・沈家の長孫女、沈嘉蘭は、吏部尚書・林家の長孫である林錦岐と婚約していました。
しかし朝廷で政変が起こり、祖父の沈大学士が謀反の罪に問われたことで沈家は滅亡。
林家も自らを守るため、沈家との婚約を破棄してしまいます。
生き残った沈嘉蘭を救ったのが、かつて彼女の母に恩を受けた許万全夫妻でした。
夫妻の亡くなった娘「許蘭香」の身分を借りて生きることになった嘉蘭は、皮肉にもかつて婚約していた林錦岐のいる林家へ三等侍女として入ることになります。
名門令嬢から使用人へ。
すべてを失った蘭香ですが、理不尽な運命に屈することなく、自らの知恵と強さで少しずつ人生を取り戻していきます。
そして再び出会った林錦岐との関係も、思いがけない方向へ動き始めます。
『蘭香如故』キャスト・登場人物
譚松韻(タン・ソンユン)/許蘭香・沈嘉蘭
本作のヒロイン。
もともとは大学士・沈家の長孫女、沈嘉蘭でしたが、一族が滅ぼされたことで身分を隠し、「許蘭香」として生きることになります。
林家の三等侍女という立場から人生をやり直し、自らの力で運命を切り開いていく女性です。

劉学義(リウ・シュエイー)/林錦岐
林家の長孫。
沈嘉蘭とはかつて婚約関係にありました。
再び許蘭香として現れた彼女と関わることになり、やがてその聡明さや強さに惹かれていきます。
ところが劉学義本人によれば、林錦岐の恋心は視聴者が思っているよりずっと早く始まっていたようです。

劉学義(リウ・シュエイー)プロフィール|結婚・彼女・身長・性格・出演ドラマ&最新作まで
李夢(リー・モン)/趙星棠
物語の重要人物のひとり。
林家や蘭香を取り巻く人間関係に関わっていく女性です。
鄭合恵子(ジェン・ホーフイズ)/杜翠雀
杜翠雀を演じるのは鄭合恵子。
蘭香を取り巻く女性たちの物語も『蘭香如故』の大きな見どころになっています。
郭柯宇(グオ・コーユー)/薛桂花
薛桂花役。
牛駿峰(ニウ・ジュンフォン)/韓粱
韓粱役。
このほか、葉青、呉甜甜、蒲萄、宋芳園、李嘉鑫、劉佳璽、蘇可、侯長栄、陳創、劉美含、郭迦南、湯夢佳、孔連順、馬聞遠らが出演。
家族を中心に多くの人物が絡み合う群像劇になっています。
『蘭香如故』が低開高走!放送開始後に人気上昇
『蘭香如故』は、最初から圧倒的な数字でスタートした作品ではありません。
ところが放送開始後、雲合データの正片有効再生シェアが大きく伸びていきました。
1日目 4.9%
2日目 14.5%
3日目 17.3%
4日目 21.2%
5日目 24.7%
9月15日には正片有効再生シェア24.7%となり、全ドラマ1位を記録。
Tencent Video内の熱度も上昇し、3万を突破しました。
いわゆる「低開高走」と呼ばれる伸び方です。
初日に話題が集中してその後落ちていくのではなく、物語が進むにつれて数字が伸びているのが『蘭香如故』の面白いところ。
視聴者が作品に入り込み始めていることが数字にも表れています。

林錦岐はいつ許蘭香を好きになった?
ここからが個人的にも面白いところ。
ドラマを見ていると、
「林錦岐って、いったいいつから蘭香を好きになったの?」
と思うんですよね。
これについて劉学義本人が明かした答えは、
「初対面の最初の一目」
でした。
つまり林錦岐側は、許蘭香を初めて見た時から、すでに彼女が心の中に入り始めていたということ。
これを知ってから序盤を見ると、林錦岐の視線がかなり違って見えてきます。
まだ恋愛としてはっきり描かれていない場面でも、彼の中ではすでに「気になる女性」になっていたわけです。
許蘭香は苦難を共にする中で少しずつ林錦岐を好きになる
一方、許蘭香は一目惚れではありません。
譚松韻によれば、蘭香の気持ちは林錦岐とさまざまな苦難を共にする中で、少しずつ積み重なっていったもの。
特に彼女が見ていたのが、林錦岐の人間性でした。
母を敬い、異母妹たちを守る。
自分の利益だけではなく、家族や周囲の人々に対する責任を果たそうとする。
そんな林錦岐の大義と誠実さを知るほど、蘭香の中に信頼が生まれ、それが少しずつ愛情へ変わっていきます。
林錦岐は「一目惚れ」。
蘭香は「その人を知って好きになる」。
この恋の速度の違いが、2人の関係を面白くしています。

劉学義が考えた「柱にぶつかる」アドリブ
許蘭香の母親に挨拶する場面では、林錦岐が去り際に柱へぶつかりそうになるコミカルな仕草があります。
実はこれ、劉学義自身が考えたアドリブ。
譚松韻も、
「滑稽だけど、すごく可愛い」
と絶賛しています。
普段は落ち着いている林錦岐だからこそ、こういう瞬間に恋をしている男性の動揺が見えるのが可愛い。
しかも「最初の一目から好きだった」と知ってから見ると、このシーンの破壊力がちょっと増します。
譚松韻と劉学義は視線だけでタイミングを合わせていた
撮影現場での2人の相性もかなり良かったようです。
譚松韻と劉学義は、視線を交わすだけで次の動きやセリフのタイミングを合わせられるほど息が合っていたと語っています。
『蘭香如故』では、派手な言葉よりも視線や沈黙で感情を伝える場面があります。
その自然な「間」の背景には、2人のこうした阿吽の呼吸があったようです。

倭寇討伐と中年期の家族団らん
さらに興味深いのが、林錦岐のその後。
物語では、林錦岐が外で命懸けの「倭寇討伐」に挑む姿と、年月を経て子どもたちに囲まれて過ごす家族団らんの場面が対照的に描かれます。
戦場で命を懸けて戦う林錦岐。
その先にある、何気ない家族との時間。
激しい戦いを描くからこそ、その後の平穏な暮らしの尊さがより強く伝わる構成になっています。
つまり『蘭香如故』は、男女が出会って恋をして結ばれるところだけで終わる作品ではありません。
その後の「夫婦としての人生」まで描いていく物語なんですね。
『蘭香如故』はじわじわハマるタイプの作品かも
『蘭香如故』の序盤だけを見ると、没落した名家の令嬢が使用人という立場から這い上がっていく女性成長ドラマという印象が強い作品です。
でも主演2人の話を知ると、その中にはかなり長い時間をかけた夫婦の物語が組み込まれていることが分かります。
最初の一目から始まっていた林錦岐の恋。
林錦岐という人間を知るほど、少しずつ深くなっていく許蘭香の愛情。
やがて夫婦となり、苦難を乗り越え、その先の家族まで描かれる。
だからこそ、序盤の何気ない視線や会話も、後から振り返ると意味が変わってきそうです。
そしてドラマ自体も、初日の正片有効再生シェア4.9%から24.7%まで上昇。
林錦岐と許蘭香の恋と同じように、『蘭香如故』という作品そのものも、時間をかけてじわじわ視聴者を惹きつけているのかもしれません。
現在、日本からはWeTVで『蘭香如故~流れに逆らって~』として視聴できます。
劉学義が明かした「最初の一目から好きだった」という事実を頭に入れて、第1話から林錦岐の視線を追ってみるのも面白いですよ。
