「この美しすぎる悪役は誰…?」
「主役より気になってしまう…」
近年の中国ドラマ界で、視聴者にそう言わしめ、物語の本筋とは別の次元で、その心を鷲掴みにしてきた俳優がいます。その名は、劉学義(リウ・シュエイー)。
『琉璃』『千古の愛、天上の詩』『長風渡』などでは、主人公以上に気になってしまうほどの存在感を放ち、『花間令』『春花焔』『桃花映江山』と主演作が増えるにつれて、長年培ってきた演技力まで一気に表へ出てきました。
一方、本人はドラマの中の神々しい姿とはかなり違っていて、意外とお茶目。
このギャップがまた面白いんですよね。
今回は、劉学義(リウ・シュエイー)の年齢・身長・経歴といったプロフィールから、性格、結婚・彼女について、出演ドラマや最新作、そして実際に作品を見て感じた演技力までまとめて紹介します。

劉学義(リウ・シュエイー)のプロフィール
名前:劉学義(刘学义)
日本語表記:リウ・シュエイー/リュー・シュエイーなど
英語表記:Liu Xueyi
生年月日:1990年7月6日
年齢:36歳(2026年9月現在)
出身:中国・山東省青島市
身長:183cm
職業:俳優
出身校:中央戯劇学院
特技:ピアノ、舞踊(元々舞踊家志望だった)
主な出演作
- 桃花映江山(2025年)
- 春花焔(2024年)
- 花間令(かかんれい)~Lost in Love~ (2024年) —- 2025年9月〜スカパーで放送
- 長風渡~運命の糸~ (2023年) —- 2025年10月〜 スカパーで放送
- 少年歌行~Beginning of the Legend~ (2022年)
- 女医 清落(しんらく)~恋愛の処方箋~ (2021年)
- 千古の愛、天上の詩 (2021年)
- 琉璃(るり)~めぐり逢う2人、封じられた愛~ (2020年)
- 天命~白蛇の伝説~ (2018年)
- 龍珠伝 ラストプリンセス (2017年)
- 青雲志 ~天に誓う想い~ (2016年)
日本では「リウ・シュエイー」という表記が一番多いですが、「リューシューエイ」「リウシューウェイ」「リュウシュエイー」など、媒体によってかなり表記が違います。
中国語では刘学义。
日本の中国ドラマファンの間では、もう「劉学義」でそのまま通じる俳優になってきましたね。
身長は183cm。
中国俳優では190cm近い俳優も珍しくないので数字だけを見るとものすごく大きくは感じないんですが、劉学義は姿勢と所作が本当に綺麗。
古装を着た時にやたらスタイルが良く見えるのは、その辺も大きいと思います。
劉学義は中央戯劇学院出身
劉学義は、中国の有名な演劇大学中央戯劇学院で演技を学んでいます。
もともと舞踊を学んでいた経験もあり、それが現在の古装劇での所作やアクションにもかなり生きているように感じます。
劉学義を見ていると、ただ立っているだけでも絵になるんですよね。
『春花焔』を見た時にも改めて思いましたが、剣を持った時、衣装の裾をさばく時、歩く時。
ひとつひとつの動きがすごく綺麗。
顔の美しさに目が行きがちなんですが、個人的には姿勢と所作も劉学義の大きな武器だと思っています。
経歴|長い助演時代から主演俳優へ
彼の輝きを理解するためには、まず、決して平坦ではなかった彼の歩みを知る必要があります。
劉学義は1990年、山東省青島市に生まれます。
幼い頃から芸術に親しみ、舞踊を学んだ後、中国を代表する俳優養成機関の一つである中央戯劇学院へ。
一見するとエリートコースを歩んできたように見えますが、俳優人生は意外にも長い「助走期間」から始まりました。
卒業後、数々のドラマに出演するものの、最初から主演俳優だったわけではありません。
むしろ長い間、二番手や悪役、主人公の前に立ちはだかる人物を演じてきました。
でも、その時代があったからこそ今の劉学義があるんじゃないかな、と私は思っています。

『琉璃』の柏麟帝君で一気に存在感を見せる
大きな転機になった作品のひとつが、2020年の
『琉璃~めぐり逢う2人、封じられた愛~』。
演じたのは柏麟帝君。
物語を見る側からすれば「いやいや、それはダメでしょう」と言いたくなることも多い人物なんですが、劉学義が演じると単純な悪役には見えない。
冷酷さの奥に、大義や執着、孤独が見える。
これが劉学義の演技の面白いところなんですよね。
『千古の愛、天上の詩』では天啓に
続く『千古の愛、天上の詩』では天啓を演じました。
愛する人のためなら三界さえ敵に回してしまうような、ある意味とんでもない神。
でも、やっぱり憎めない。
劉学義は「悪いことをした人」を演じる時でも、
なぜその人物がそうしてしまったのか
という部分を感じさせるのが上手いと思います。
『少年歌行』無心も当たり役
『少年歌行~Beginning of the Legend~』では、僧侶・無心。
坊主頭なのに美しい。
普通だったら髪型でかなり印象が変わりそうなものですが、むしろ顔の造形が丸見えになってしまって、「やっぱりこの人、顔そのものが強いんだな」と思わされた役でした(笑)。
そして無心の不思議な色気や飄々とした雰囲気も、かなりハマっていました。
『花間令』で本格的に主演俳優へ
2024年の『花間令~Lost in Love~』では潘樾役。
長い間「主役より目立つ二番手」という立ち位置が多かった劉学義ですが、この頃から完全に主演俳優として存在感を見せるようになります。
ジュー・ジンイー(鞠婧禕)との組み合わせも、まあ美しい。
画面が華やかなんですよね。
2026年には日本のBS12でも放送され、劉学義をこの作品で知った人もかなり増えたと思います。
『春花焔』で改めて感じた「美しさ」と演技力
個人的にかなり好きなのが『春花焔』。
これは別記事でもかなり書いているんですが、劉学義の良さがものすごく出ている作品でした。
慕容璟和という役は、
冷酷な将軍
過去に傷を抱えた男
ヒロインを愛する男性
国と民を背負う皇族
と、かなりいろんな顔を持っています。
それをちゃんと一人の人間として繋げて見せている。
私はこのドラマを見ていて、
「この人、顔の美しさに演技が負けてないな」
と改めて感じました。
劉学義はイケメン、ハンサムというより、やっぱり「美しい」という言葉がピタリとくる。
でも今は、その美貌だけではなく演技でもしっかり見せてくれる俳優になっていると思います。
→中国ドラマ/華流ドラマ・作品評価ランキング BEST20、豆瓣スコア
2026年には日本のBS12でも放送されています。

『桃花映江山』では孟子義と共演
2025年の主演作『桃花映江山』は、日本では
『桃花、江山に燃ゆ~命がけの政略結婚~』
というタイトルで展開されています。
孟子義(モン・ズーイー)との共演で、劉学義が演じるのは沈在野。
2026年4月1日からU-NEXTで配信され、日本でもかなり見やすくなりました。
この二人もまた古装映えするんですよね。
美男美女という言葉をそのまま画面にしたような組み合わせです。
劉学義の最新ドラマは?
2026年9月現在、今後の作品として特に気になるのが『蘭香如故』
共演は譚松韻(タン・ソンユン)。
劉学義は林錦岐を演じます。
劉学義工作室も2026年6月、Tencent Videoの2026年作品ラインナップに合わせて正式に林錦岐役を告知しています。
譚松韻×劉学義。
これはちょっと楽しみな組み合わせですよね。
譚松韻は自然体の芝居がすごく上手い女優なので、劉学義と並んだ時にどういう空気になるのか気になります。
最新作や日本での配信・放送が決まったものについては、随時このページにも追加していきます。
劉学義の演技力|「美しさ」を凌駕する魂の表現
劉学義の俳優としての最大の武器は、その神々しいまでの美貌を、時に忘れさせるほどの演技力にあります。
特に彼が上手いと思うのが、
善なのか悪なのか、簡単には割り切れない人物。
『琉璃』の柏麟帝君。
『千古の愛、天上の詩』の天啓。
『長風渡』の洛子商。
この辺はまさにそう。
美しすぎるが故に、演技に集中してもらえない苦悩を抱えてきた俳優、劉学義は、長い間真摯に演技に向き合ってきた結果、その美貌さえ忘れさせる演技力を手に入れたのです。
なぜ彼の「悪役」は憎めないのか?
『琉璃』の柏麟帝君、『千古の愛』の天啓、『長風渡』の洛子商(らくししょう)。彼が演じてきた役の多くは、主人公たちの前に立ちはだかる「悪役」です。しかし、視聴者は彼らを心の底から憎むことができません。なぜなら、劉学義がその行動の裏にある「動機」と「孤独」を、痛いほどに伝えてくるからです。
柏麟帝君が犯した罪は、天界の秩序を守るという「大義」のためでした。天啓の暴走は、愛する人を守りたいという「純粋な想い」からでした。劉学義は、冷酷な表情の奥に微かな苦悩を滲ませ、傲慢な態度の裏に隠された寂しさを瞳で語ります。彼は、キャラクターの行動を「結果」として見せるのではなく、そこに至るまでの「過程」と「感情」を繊細に演じ分けるのです。だからこそ、私たちは彼らの悲しい宿命に涙し、「どうか彼にも救いを」と願わずにはいられなくなるのです。

静と動を操る「目の演技」
彼の演技を語る上で欠かせないのが、雄弁すぎる「目の演技」です。
愛しい人に向ける、蜂蜜のように甘く優しい眼差し。
友とふざけ合う、悪戯っぽい少年のような眼差し。
敵と対峙する、全てを見透かすような鋭い眼差し。
そして、愛する者を失った時の、光を失った絶望の眼差し。
彼はセリフがなくとも、その瞳だけでキャラクターの全ての感情を表現しきってしまいます。『花間令』で見せた、愛する人への信頼と疑惑の間で揺れ動く繊細な目の動きは、多くの視聴者の心を掴みました。
さらに、元々専攻していた舞踊で、長年培われたしなやかな身体能力は、優雅な所作やキレのある殺陣(たて)のシーンで存分に活かされています。静かな佇まいから、一気に躍動するアクションまで、その緩急自在な表現力は、彼がトップクラスの俳優であることを証明しています。
彼の人気の高まり方は、非常に興味深い軌跡を辿っています。通常、俳優の人気は主演作のヒットと共に上昇しますが、劉学義は「助演」の立場でありながら、主役を凌ぐほどの熱狂的なファンベースを築き上げてきました。
WeiboなどのSNSでは、彼が登場するシーンの切り抜き動画が爆発的に拡散され、「#劉学義の美貌」「#柏麟帝君に心を乱される」といったハッシュタグがトレンド入りするのは日常茶飯事。
主役カップルの幸せを願いながらも、心のどこかで「劉学義の演じるキャラクターにも幸せになってほしい」と願う視聴者が続出し、「帝君派」「天啓派」といった派閥が生まれるほどでした。
この「主役を喰らう」人気は、彼が満を持して主演を務めるようになると、さらに加速します。
『花間令』のヒットにより、彼は名実ともにお茶の間の人気俳優の仲間入りを果たし、今や彼の次回作は、業界内外から最も注目される作品の一つとなっています。

性格 - 神か仏か、いや、「残念なイケメン」?
さて、ここまで彼の神がかった美貌と、ストイックな俳優としての一面を語ってきましたが、劉学義という沼の本当の恐ろしさは、ここから始まります。役柄のイメージからは到底想像もつかない、彼の「素顔」です。
一言で言うなら、彼は「残念なイケメン」。そのギャップこそが、ファンを惹きつけてやまない最大の魅力なのです。
人気 - 万年二番手から、時代の寵児へ
登山を愛しすぎる男
彼のSNSを覗くと、そこには俳優のオーラを完全に消し去り、ジャージ姿で一心不乱に山を登る「近所のお兄さん」がいます。ファンからは「撮影期間より山にいる期間の方が長いのでは?」と心配されるほど、彼は無類の登山好き。頂上で満面の笑みを浮かべる写真からは、彼の飾らない、自然体を愛する人柄が伝わってきます。
ユーモアedと自虐の達人
インタビューやバラエティ番組では、そのユーモアのセンスが爆発します。自らの「万年二番手」ネタを笑いに変えたり、共演者に的確なツッコミを入れたりと、サービス精神旺盛。ファンからの「どうしてそんなにハンサムなんですか?」という質問に、「両親のおかげ」と真顔で答えるなど、そのお茶目な言動は数知れません。
不器用で、あまりにも真っ直ぐ
彼は非常にファン想いですが、その表現方法は少し不器用です。ファンからの応援に対して、飾らない言葉でストレートに感謝を伝える一方、時には率直すぎる物言いで、周囲をハラハラさせることも。しかし、その裏表のない真っ直ぐな性格こそが、彼の人間的な魅力。ファンとの間に壁を作らないその姿勢が、多くの人に愛される理由なのです。
劉学義は結婚している?妻はいる?
2026年9月現在、劉学義が結婚したことを本人または公式側が発表した事実は確認できません。
したがって、
「妻がいる」「結婚している」事実はないと言えると思います、
中国芸能界は交際や結婚に関する噂がかなり出やすいので、この辺は「噂」と「確認された事実」を分けて見た方がいいと思います。
劉学義に彼女はいる?
過去には女優との交際説が何度か話題になっています。
特に知られているのが張予曦(チャン・ユーシー)との噂。
二人は『琉璃』などで共演経験があり、一時期かなり話題になりました。
ただし、噂や写真が出たことと、本人たちが交際を正式に認めたことは別。
現在についても、本人から公表された交際相手は確認できません。
なので、
「2026年9月時点で結婚の公式発表なし。現在の彼女についても公表なし」
だと思います。
日本で見られる劉学義のドラマ・テレビ番組
2026年は日本での露出もかなり増えています。
『桃花、江山に燃ゆ~命がけの政略結婚~』はU-NEXTで2026年4月から配信。
『花間令』や『春花焔』もBS放送されています。
劉学義という俳優
三界を統べる帝君の冷徹さも、愛に生きる破天荒な神の情熱も、故郷の山を愛する素朴な青年の笑顔も、その全てが「劉学義」という一人の人間の中に存在しています。
神々しいまでの美貌と、魂を揺さぶる演技力。
長い下積み時代に培われた、揺るぎない実力。
主役を喰らうほどの圧倒的な存在感と、時代の寵児となった現在の輝き。
そして、完璧な役柄のイメージを心地よく裏切る、チャーミングで人間味あふれる素顔。
これら全ての要素が、奇跡のバランスで絡み合い、私たちを「劉学義沼」の奥深くへと引きずり込んでいくのです。
彼の物語は、まだ始まったばかり。これから先、彼はどんな役を生き、どんな新しい顔で私たちを驚かせてくれるのでしょうか。その旅路を共に見届けられることは、今の時代のドラマファンにとって、この上ない喜びと言えるでしょう。
もし、あなたがまだこの深く、温かく、そして最高に楽しい沼の淵に立っているのなら、どうか恐れずに一歩を踏み出してみてください。そこには、あなたの日常を豊かに彩る、忘れられない感動が待っているはずですから。
