最近、中国芸能界で静かに注目されているのが、白鹿(バイルー)と歓娛影視・于正(ユー・ジョン)との関係。
派手な決別宣言があったわけではありません。けれど、中国ドラマファンなら思わず「……あれ?」と感じてしまうような小さな変化が、いくつか重なっているような...。
そのきっかけになったのが、白鹿主演の新作『莫離』の宣伝でした。

「謝謝于老師」──たった一言が話題になった理由
『莫離』の放送決定に際し、于正は微博で作品をいつものように宣伝。
白鹿は長年、于正率いる歓娛影視の看板女優として活躍してきました。于正といえば、自社俳優への強い愛情(そして時に過剰とも言われるほどの熱量)で知られ、白鹿の新作が出れば全力で応援する姿が恒例です。
ところが今回、空気が少し違った?
白鹿が返した言葉は、
「謝謝于老師(于老師、ありがとうございます)」
ただそれだけ。
もちろん礼儀ある返信ですし、これだけで決めつけることはできませんが、ただ、以前の白鹿は于正を「老板(社長)」「恩人」と呼んでましたし、だからこそ、中国ネットでは、
「距離感が変わった?」
「契約満了が近いのでは?」
という声が一気に広がってるよう。
白鹿と于正、10年近い歩み
白鹿のキャリアを振り返ると、于正との縁は切っても切れません。
もともとは韓国SMの練習生オーディションに挑戦した経験もありながら、芸能界入りは叶わず、その後は淘宝モデルとして活動。
そんな彼女を見出したのが于正。
2017年『鳳囚凰』で注目を集め、『周生如故』『長月燼明』など次々とヒット作に出演。
近年では『臨江仙』『白月梵星』でも存在感を示し、古装劇ファンの間では「天選古装之人」とまで呼ばれる存在になっています。
白鹿の成功に于正のプロデュース力が大きく関わっていたことは、おそらく否定できないでしょう。

独立説は本当なのか
ここ数年、中国ネットでは白鹿の「契約満了」「独立説」がたびたび囁かれてきました。
于正が許凱(シュー・カイ)の契約更新には触れながら、白鹿については明言しなかったこと。
さらに最近、白鹿が抱える負評や炎上に対し、于正が以前ほど前面に立って擁護しなくなったこと。
こうした積み重ねが、「いよいよなのでは」と見る人を増やしているようです。
加えて、ネット上では白鹿名義の会社整理や統合の噂まで浮上しています。
もちろん、これらは現時点で確定情報ではありません。
芸能界の話は憶測が一人歩きすることも多いので、慎重に見守りたいところです。
楊冪(ヤン・ミー)や任嘉倫(アレン・レン)もそうでしたし、最近では成毅(チョン・イー)の動きも話題になりました。
もし白鹿が本当に独立を選ぶのだとしたら、それは大きな転機になるはずです。
「個人運営」「独立」
もちろん個人運営には苦労も責任もあるでしょう。
でも最近、中国だけでなく、日本や韓国の芸能界を見ていても、「本当に良い芸能事務所って、実はすごく少ないのかもしれない」と感じることがあります。(陳坤と周迅が共同で作った事務所は素晴らしいと思ってる!⇦ 筆者は陳坤贔屓)
この話で思い出すのが、鞠婧禕(ジュー・ジンイー)のことです。
彼女の件でもそうですが、事務所側が“金のなる木”ならぬ“金のなる俳優”を簡単に手放したくない気持ちは、正直分からなくはありません。
育てるには時間もお金もかかりますし、人気俳優は会社にとって大きな存在です。
でも、もし本当に引き留めたいと思うなら。
無理に縛るより、「ここにずっといたい」と本人が思える関係を築けばいいだけなのでは……と思ってしまう。
もちろん、これはあくまで外から見ている一般人の感想にすぎません。
私たちは内情を知りませんし、自分の目で現場を見たわけでもありません。
だから、誰が悪い、どちらが正しいとは言えません。
ただ、長く陸劇を見てきた一人として思うのは、俳優と事務所が“支配”ではなく“信頼”で繋がっていてほしい、ということ。
もし白鹿が本当に新しい道を選ぶのなら、その選択が彼女にとって幸せなものであってほしい。
そしてもし関係が続くのなら、それもまた、お互いが納得できる形であってほしい。
最近炎上してSNSフォロワーが100万人以上減ったらしいので、そんなこと気にせず頑張ってほしいな!女優なんだから演技が上手けりゃいいのよ!という派です、私は。色んな経験をしてこそ演技力磨かれると思ってるし!
そんなことを考えながら、私は6月放送開始される『莫離』の放送を待っています。
