2026年7月19日に配信がスタートした中国ドラマ『這一秒過火』(主演:張凌赫〈ジャン・リンホー〉、王楚然〈ワン・チューラン〉)。
配信前から1000万人を超える予約を集めるなど大きな注目を集めていましたが、初日からその勢いを証明するスタートとなりました。

初日から熱度ランキング首位
『這一秒過火』はiQIYI(愛奇芸)とTencent Video(騰訊視頻)のダブルプラットフォーム配信。
配信開始からわずか半日ほどで、中国のドラマ人気ランキング「猫眼(Maoyan)」の熱度ランキング1位を獲得し、
- 『百花殺』
- 『野狗骨頭』
- 『雀骨』
- 『千香』
- 『燦如繁星』
など同時期の話題作を上回るスタートを切りました。
配信初日の主な成績は以下の通りです。
- iQIYI熱度:6,500突破
- Tencent Video熱度:約22,000突破
- iQIYI・Tencentともに急上昇ランキング上位
- 両主演キャラクターの人気指数も早々に1億を突破
いずれも今後さらに伸びる可能性があり、2026年夏ドラマの有力候補として注目されています。
『逐玉』の約2倍となる”雲包場”
放送前には多くの芸能人が「雲包場(オンライン応援上映)」で作品を応援。
参加したのは
- 劉宇寧
- 迪麗熱巴
- 孟子義
- 李一桐
- 曾舜晞
- 林允
- 金靖
など豪華な顔ぶれで、応援席数は20万席を突破。
これは張凌赫の前作『逐玉』のおよそ2倍とも報じられており、業界内からの期待の高さもうかがえます。
また、スポンサー企業も20社以上が参加し、中国メディアでは広告契約額が約1.2億元に達したとも伝えられています。

筆者の感想(第5話まで視聴)
私も配信開始直後から第5話まで視聴しました。
もちろんまだ序盤なので評価を決めるには早いものの、現時点では正直、思っていたほど作品に入り込めていません。
張凌赫と王楚然の2人はやはり画面映えが素晴らしく、誰もが認める美男美女で、主演としての存在感は十分。
一方で、物語全体の引力という点では、配信前に抱いていた期待ほどではないという印象。(あくまで個人の感想です)
今年視聴した『逐玉』や『百花殺』は、第1話から「続きが気になる」と感じる展開がありましたが、『這一秒過火』は今のところそこまで強く引き込まれる感覚はありません。(百花殺は、中盤以降序盤ほどの引きがなく評価だだ下がり中ですが。汗)
もちろん今後ストーリーが大きく動けば印象が変わる可能性は十分ありますし、中国ドラマは中盤以降に一気に面白くなる作品も少なくありません。
そのため、引き続き視聴を続けながら、今後の展開に期待したいと思います。
原作との違い
また、原作を読んでいた身としては、ある程度の改変は予想していました。
というのも、原作の男性主人公は決して「理想的なヒーロー」と呼べる人物ではなく、かなりクセが強いキャラクターです。愛情表現も執着や偏愛に近く、女主を半ば強引に手に入れるようなキャラクターです。
しかしドラマ版では、その設定が大きく見直されてますね、まぁ当たり前ですが。(あのままの設定じゃヤバすぎる)
原作の男主人公の強い偏愛や危うさはかなり抑えられ、互いを想い合う純愛寄りの関係性へと変更されています。
単にストーリーを整理したというよりも、キャラクターの人格そのものが大きく再構築されていると言えます。
張凌赫が演じることもあり、より誠実で王道のヒーロー像へ寄せた印象で、原作ファンにとっては賛否が分かれるかもしれません。
個人的には、この改変自体は理解できます。映像作品として幅広い視聴者に受け入れられやすくするためには必要な判断だったはず。
今後も熱量が伸び続けるか
初日の配信成績だけを見ると、『這一秒過火』は間違いなく大成功。
ただし、中国ドラマは初動だけでは評価は決まりません。(百花殺が良い例ですが)
口コミや視聴維持率、SNSでの話題性、そして後半のストーリー展開によって評価が大きく変わることも珍しくありません。
張凌赫にとって『逐玉』に続く代表作となるのか、それとも今後『雀骨』など他作品が巻き返すのか――。
2026年夏ドラマ戦線は、まだまだ目が離せません。
※筆者の感想部分は個人の視聴体験に基づく主観です。
※初日成績・熱度・雲包場数などは2026年7月19日時点で中国メディアおよび各プラットフォームで報じられた内容に基づいています。
