白鹿×丞磊が挑む2026年最大級の女性主人公・権謀時代劇
莫離 は、2026年6月に配信開始された大型時代劇です。主演は 白鹿 と 丞磊 。
原作は人気作家・鳳軽による小説『盛世嫡妃』で、近年の中国ドラマ界でも屈指の知名度を誇る女性向け大型IPとして知られています。ドラマ化発表時から注目を集め、2026年上半期の最重要作品の一つとして扱われていました。

作品概要
- 原作:『盛世嫡妃』
- ジャンル:古装劇・権謀劇・恋愛劇
- 主演:白鹿、丞磊
- 監督:林玉芬
- 配信:Tencent Video、Disney+(海外)など
- 放送開始:2026年6月9日頃
Tencent では、会員になれば日本語字幕で視聴できます。
あらすじ
物語の主人公は名門葉家の嫡女・葉璃(白鹿)。
彼女は本来なら華やかな人生を歩むはずでしたが、政争と権力闘争に巻き込まれ、望まぬ婚姻を強いられます。
嫁ぎ先は、戦神と呼ばれながらも車椅子生活を送る靖王・墨修堯(丞磊)。
周囲からは「失脚した王爺」と見られている墨修堯ですが、実際には誰よりも深い知略と軍事才能を秘めた人物でした。
最初は互いを利用する関係だった二人。
しかし、
- 皇位継承争い
- 朝廷内部の陰謀
- 世家同士の権力闘争
- 敵国との駆け引き
を乗り越える中で、やがて強固な信頼関係を築いていきます。
『莫離』は単なる恋愛劇ではありません。
「夫婦が共に天下を動かす」
という要素が強く、女性主人公が成長しながら政局の中心へ進んでいく“大女主劇”として描かれています。
最大の魅力は「夫婦共闘」
近年の中国時代劇では、
- 先婚後愛
- 復讐
- 権謀
が人気ですが、『莫離』はその全部を兼ね備えています。
ただし特徴的なのは、
「男主人公が女主人公を助ける」
のではなく、
「夫婦が対等に戦う」
こと。
葉璃は頭脳担当。
墨修堯は軍略担当。
互いを補いながら勢力を拡大していきます。
この構図は、
- 『琅琊榜』
- 『慶余年』
- 『九重紫』
などの権謀劇が好きな視聴者から高い支持を集めています。

中国での評価
配信開始直後から熱度は非常に高く、中国SNSでは連日話題入りしました。
一方で評価はかなり二極化しています。
高評価ポイント
① 原作の人気
『盛世嫡妃』は女性向けネット小説の中でも古典的人気作。
長年ドラマ化待望論がありました。
② 権謀要素が濃い
単なる恋愛劇ではなく、
- 朝廷政治
- 軍事戦略
- 派閥闘争
が丁寧に描かれています。
③ 丞磊の好演
丞磊演じる墨修堯の人気が非常に高く、
「過去最高の当たり役」
という声も少なくありません。
④ 映像美
監督の林玉芬らしい重厚な色彩設計や衣装、美術面は高評価を受けています。

賛否が分かれたポイント
原作改変
原作ファンからは、
「改変が多すぎる」
との不満が出ています。
白鹿への批判
作品内容よりも、
白鹿本人の近年の炎上騒動やバラエティ番組での言動が影響し、ドラマ評価にまで波及した面があります。
画面が暗い
リアルな時代劇の雰囲気を重視した結果、
「暗くて見づらい」
という意見もありました。
ネット占有率・話題性
の四強状態と呼ばれています。
配信開始直後から微博(Weibo)や抖音(Douyin)で大量の関連トピックが作られ、ドラマ熱度ランキング上位を維持。
話題性
9.5 / 10
視聴熱度
9.2 / 10
演技
8.8 / 10
権謀要素
9.0 / 10
原作再現度
7.5 / 10
総合
8.8 / 10
が妥当でしょう。
『莫離』はヒットと言えるのか?
現時点(2026年6月24日)では、
「ヒット作品」
と評価してよいと思います。
ただし、
『蒼蘭訣』
『慶余年2』
のような社会現象級かと言われると、そこまでは到達していません。
むしろ、
「作品自体は好評だが、白鹿を巡る議論が大きすぎて純粋な作品評価が難しくなっている」
という状況に近いです。

中国ドラマファン視点での評価
20年以上中国ドラマを見てきたファン目線で言うなら、『莫離』は「恋愛中心の古偶」ではありません。
むしろ、
- 『琅琊榜』
- 『慶余年』
- 『九重紫』
- 『星漢燦爛』
のドラマに位置する作品です。
甘いラブストーリーを期待すると少し重く感じますが、
権謀劇や夫婦共闘、大女主成長物語が好きな人にはかなり刺さる作品でしょう。
特に後半は原作でも評価の高い政治戦・軍略戦が本格化するため、中国では「これからさらに評価を伸ばす可能性がある作品」と見られています。