2026年夏、中国の現代恋愛ドラマで予想以上の大ヒットとなった『早春晴朗』。
全24話と短めの作品ながら、放送が進むほど人気が上昇。
最終回を迎えた9月9日には、雲合の正片有効再生市場シェアが40.3%まで上昇するという驚きの結果を残しました。
しかも最初から大ヒットしていたわけではありません。
初日の市場シェアは7.7%。
そこから口コミでじわじわ視聴者を増やし、最終的には40%を突破。
まさに2026年を代表する「低開高走(序盤より後半に伸びる)」ドラマになりました。
そんな『早春晴朗』ですが、最終回からまだ間もないというのに、早くも続編が決定。
2026年9月16日、優酷(YOUKU)が2027年のドラマラインナップとして、
『盛夏晴朗』
を正式発表しました。
これはちょっと早い(笑)。
それだけ『早春晴朗』の反響が大きかったということなのでしょう。

『早春晴朗』続編『盛夏晴朗』が正式発表
優酷は2026年9月16日、『盛夏晴朗』のコンセプトポスターを公開。
『早春晴朗』を制作した優酷・千予工作室の主要制作陣による続編であることが正式に明らかになりました。
タイトルもきれいですよね。
早春から、盛夏へ。
『早春晴朗』で長い時間をかけてようやく結ばれた欒念(ルアン・ニエン)と尚之桃(シャン・ジータオ)。
その先の物語を連想させるタイトルになっています。
現時点では2027年の優酷ラインナップに入っており、優酷で独占配信される予定です。
井柏然×孫千は『盛夏晴朗』にも出演する?
そして、おそらく一番気になるのがここ。
井柏然(ジン・ボーラン)と孫千(スン・チエン)は続投するのか?
2026年9月17日現在、主演キャストは正式発表されていません。
優酷が発表しているのはあくまで、
「『早春晴朗』の主要制作陣による続編」
というところまで。
つまり「原班人馬」といっても、現時点で井柏然と孫千の出演まで確定したという意味ではありません。
ただ、ちょっと気になる動きもあります。
『早春晴朗』の公式キャラクターアカウントである欒念と尚之桃が、『盛夏晴朗』発表後に反応。
続編の発表に合わせてキャラクター側からも動きがあったため、中国では当然、
「井柏然×孫千の再共演では?」
という期待が一気に高まりました。
実際、SNSでは二人の再共演を望む声がかなり大きくなっています。
とはいえ、これはまだ出演決定の証拠ではありません。
井柏然と孫千が本当に戻ってくるのかは、今後の正式発表を待ちたいところです。

でも、この2人じゃないとかなり違うドラマになりそう
個人的には、ここはやっぱり井柏然と孫千で見たい。
というより、『早春晴朗』がここまで人気になった理由のかなり大きな部分を、この二人の空気感が占めていたと思うんですよね。
井柏然演じる欒念は、冷静で大人っぽくて、仕事もできる。
でも恋愛になると不器用。
一方の孫千演じる尚之桃は、一見すると欒念に振り回されているように見えるのに、実はかなり自分を持っている女性です。
恋愛に夢中になっても、自分の仕事や人生まで相手に預けない。
ここがよかった。
特に後半の尚之桃は、「男主に愛されること」がゴールになっていないんですよね。
好きでも離れる。
そして自分の仕事を選び、自分の力で成長していく。
その結果、4年という時間を経て、ようやく欒念と対等な位置に立つ。
まぁ、中国ドラマには割とありがちな、女性の自立も描いてましたね。
『早春晴朗』はなぜここまでヒットした?
数字を見ると、『早春晴朗』の伸び方はかなり面白いです。
放送初日の雲合市場シェアは7.7%。
決して「初日から覇権」というスタートではありませんでした。
ところが放送が進むにつれて視聴データが上昇。
9月9日の最終回には雲合の正片有効再生市場シェア40.3%を記録しました。
2026年に40%を突破した作品としては『逐玉』に続く2作品目。
さらに『早春晴朗』は優酷単独配信だったため、単一プラットフォーム作品として40%を突破したことも大きな話題になりました。
全24話という短い作品なのに、後半になるほど視聴者が増えている。
いわゆる「口コミ型ヒット」の典型と言ってよさそうです。

甘すぎない“大人の恋愛”がよかった
『早春晴朗』を見ていて印象的なのは、いわゆる胸キュンシーンを大量に並べた恋愛ドラマとは少し違うところ。
むしろ、
「付き合っているのか、付き合っていないのか」
「好きなのに、なぜそんな言い方をする?」
みたいな大人同士の微妙な距離感を延々見せてくる(笑)。
これが妙にクセになります。
中国ではこうした男女の駆け引きを「拉扯感」と表現しますが、『早春晴朗』はまさにこの拉扯感が強いドラマ。
井柏然と孫千の視線や間の取り方もよくて、派手な演出をしなくても二人が同じ画面にいるだけで妙に緊張感があります。
そして私自身、この作品で初めて、
「井柏然ってこんなに大人の色気がある俳優だったって?」
と思いました。何せ10年前くらいかな?のアンジェラベイビーと共演してたドラマとかの印象が強すぎてね。
今回の役はかなり合ってましたね。本来の彼とは結構違うな、とは思ってますが(^_^;)
初めて井柏然を見る人には、あの役のままに見えるので、きゃーとなる気持ちは分かります。冷たく見える欒念の雰囲気と、意外に井柏然がかなり合っていました。
孫千の尚之桃も普通の“傻白甜”じゃない
そして孫千。意外と強い。
恋愛にのめり込んでも、最終的に仕事や自分の人生を優先できる。
ここが個人的にはかなり好きでした。
欒念が好きだから欒念の人生に入っていくのではなく、
自分自身の人生をちゃんと作ったあとで、もう一度欒念を選ぶ。
だから最終回で二人が戻ってくることにも意味があるんですよね。

ただし最終回は「もっと見せて!」だった
唯一かなり惜しかったのが終盤。
4年間が……早い(笑)。
尚之桃が仕事で成長していく過程もそうですが、個人的には欒念が彼女を追いかけるところをもう少し見たかった。
あれだけ長いこと二人のすれ違いを見せられたんだから、最後くらいもう少し時間をください、と。
全24話なので仕方ないとはいえ、終盤は少し駆け足に感じました。
だから見終わったあと、
「え、これで終わり?」
となった人が多かったのも分かります。
そこへ『盛夏晴朗』の発表。
これは見たくなる。
『盛夏晴朗』はどんな物語になる?
現時点では詳細なストーリーは正式発表されていません。
ただ、『早春晴朗』の続編として制作される以上、注目したいのは欒念と尚之桃が結ばれた「その後」。
『早春晴朗』では、
出会い
↓
職場恋愛
↓
すれ違い
↓
別れ
↓
それぞれの成長
↓
再会
までが描かれました。
もし『盛夏晴朗』が二人の物語をそのまま引き継ぐのであれば、次に描けるのは「恋愛のその先」です。
一緒に暮らすこと。
仕事との両立。
価値観の違い。
結婚生活。
恋人だった二人が「生活を共にする二人」になったとき、あれだけ性格の違う欒念と尚之桃がどうなるのか。
これは普通に面白そう。
恋愛ドラマって、結ばれたところで終わる作品がほとんどです。
でも実際には、そこからのほうが長い。
『早春晴朗』が大人の恋愛を描いた作品だっただけに、その先まで描くのであれば、かなり相性のいい続編になりそうです。
ただし、現段階で「婚後生活を描く」と公式に確定したわけではないので、ここは今後の正式なあらすじ発表を待ちたいと思います。
Lumiや譚勉も戻ってきてほしい
そして続編なら、主役二人だけじゃなく脇役も重要。
特にLumi。
あんな上司、本当にいたら最高ですよね(笑)。
部下が困ったときにはちゃんと前に出てくれるし、仕事では頼れる。
恋愛ドラマのサブキャラクターなのに、かなり印象に残りました。
そして譚勉。
欒念と尚之桃の関係を何度助けたことか。
中国の視聴者からも「二人の結婚式では主賓席に座らせてあげて」というような冗談が出るほど、名アシスト役として愛されたキャラクターです。
もし『盛夏晴朗』が本当に欒念と尚之桃の続きなら、張曄子や趙振宇を含め、このあたりのキャストもできるだけ戻ってきてほしいところです。
もちろん、こちらも現時点では出演未発表です。
※『盛夏晴朗』の主演・ストーリーなど未発表の情報については、2026年9月17日時点の情報をもとに記載しています。正式発表後、随時更新予定です。