総合評価:3.9
脚本 :3.8
演出 :3.8
映像 :4.0
主役演技:4.0
音楽 :4.0
【感想】周生如故、高評価ドラマ★あらすじと感想、私の評価
最近の中国ドラマの傾向は、視聴率は良いものの、豆瓣评分の評価が低いドラマが多いのですが、この「周生如故」は7点以上取っているという比較的高評価のこのドラマ。
私はバイルーが大好きなので、それだけで見る価値はあるドラマです。レオローとの共演時ほどのケミストリーは感じられませんが、それでもドラマの世界観にどっぶりハマるには不足ない良作だという感想です。
ただ、このドラマは「一生一世」というドラマと2部構成になっており、「周生如故」が前編、「一生一世」が後編となっています。「一生一世」はまだ見ていないのですが、「周生如故」だけでもしっかり満足度は高かったです。
南辰王府の将軍・周生辰(アレン・レン)と、彼に仕える侍女・白如故(バイ・ルー)の恋物語です。二人は前世で深い愛を育んだが、権力争いや陰謀に巻き込まれて別れる運命にありました。現生では、周生辰は大学教授、白如故は彼の学生として再会しますが、二人の間には前世の記憶が残っていません。果たして二人は今世で幸せになれるのでしょうか?
ドラマの見どころは、アレン・レンとバイ・ルーの熱演と美しい映像です。二人は前世でも現生でも、互いに惹かれ合うが故に苦しみや葛藤を抱える役柄を見事に演じています。特に前世では、周生辰の冷徹な表情と白如故の純真な笑顔が印象的です。また、ドラマの背景や衣装も豪華で美しく、古代中国の雰囲気を感じさせます。
私はこのドラマを見て、愛する人と別れることの辛さや、再会することの喜びや不安を感じました。また、前世と現生で変わらない愛情や信頼を見て、感動しました。このドラマは切なくも美しい恋物語だと思います。
前世と現生の対比。ドラマは前世と現生のシーンを交互に描いており、二人の関係や運命がどのように変化していくかを見せています。前世では周生辰が白如故に対して冷たく、白如故が周生辰に対して献身的でしたが、現生では周生辰が白如故に対して積極的にアプローチし、白如故が周生辰に対して警戒心を持っています。二人の性格や立場が入れ替わっていることで、ドラマの面白さや感動が増しています。
二人のキスシーン。ドラマには多くのキスシーンがありますが、それぞれに意味や感情が込められています。特に印象的なのは、前世で周生辰が白如故に初めてキスするシーンです。周生辰は白如故を自分のものにするために強引にキスしますが、白如故は恐怖と悲しみで涙を流します。このシーンは二人の関係の複雑さや切なさを表現しています。
二人の別れ。ドラマでは前世と現生で二人が別れるシーンがありますが、それぞれに違った感情や理由があります。前世では周生辰が白如故を守るために自ら死を選び、白如故は彼を追って自殺します。現生では周生辰が白如故と結婚するために自分の家族と決別しようとしますが、白如故は彼を苦しめないために別れを告げます。このシーンは二人の愛情や犠牲の大きさを表現しています。