
いやもう…顔が美しすぎるって!視聴開始早々に、完全に心を奪われてしまったのが、三皇子・慕容璟和を演じる劉学義(リウ・シュエイー)。
あの顔、あの表情…。しばらくドラマの内容が、自動的に頭の「脇」に追いやられました(笑)。
「ただ立ってるだけで」美しい。スクリーンに映る彼の佇まいに、思わず「おお…」と声が出ちゃいました。中国内の口コミでも、「この顔で古装ドラマやるなら、もうそれだけで成立してる」との声が多数ありました。
復讐あり、複雑な感情あり、心理戦あり。主演ふたりの演技とケミストリーも、決して「顔だけ」ではないものの、顔面強すぎて...。
ざっくりあらすじ&私がハマった観どころ
まずは簡単に、私なりに見どころをまとめました。

あらすじと観どころ
- 物語は、家族を焼かれて復讐を誓った少女・眉林(呉謹言)と、大炎国の三皇子・慕容璟和の出会い・対立・共闘・そして愛のストーリー。
- 序盤から衝撃の展開で、慕容璟和が「人屠将軍」と呼ばれる背景が描かれます。眉林は秘密組織「暗厂(あんちょう)」の刺客として、彼を狙う…!
- 「復讐」から「理解」「赦し」へと物語は変化し、二人の関係も「敵対」→「協力」→「愛」へと。
- 舞台演出、衣装、映像の質がとにかく高くて、「画面映え」が期待できる古装ロマンス+陰謀劇。
主演ふたりの演技力
劉学義(慕容璟和役)

改めて言いますが、彼の顔がすごい(2回目)。
慕容璟和というキャラクターは、「冷酷な英雄」から「過去を抱えた傷ついた男」「ヒロインとの絆を育てていく人」「国や民を思う君主」へと変化していく難しい役柄。彼は“目の演技”や“声のトーン”、“間”を使って、その多面性を見せようとしているのが伝わってきます。
正直、序盤のちょっと“狂気”を演じる演出は、「見せ方がやや大げさ」と感じる人もいるかもしれませんが、毎回次が気になってしまうので、「今夜も寝不足になりそう…」って思いました。
呉謹言(眉林役)

ヒロインの眉林を演じる呉謹言。劉学義の超絶ハンサム度に比べると、超絶美女というわけではないですが、彼女は女優として既に一定の評価を得ているだけあって、演技は安定しています。
今回は“復讐”の女戦士という、いつもとは少し違った役を演じています。
彼女の演技は、一貫して「眉林の強さ、冷徹さ」を表現していて、やや単調に感じる瞬間もあるけれど、それが逆にキャラクターの「ブレない強さ」になっているのが魅力でもあります。特に慕容璟和とのやりとりでは、彼女の“狙う”表情、“耐える”表情、“感情が動く”表情、その切り替えが光って見えました。画面に立つとオーラがあるタイプの女優ですね。
ケミについて
さて、この二人。顔面偏差値が高すぎるせいで、「もはやラブの前に“ひゅ〜っ”てなる」瞬間が頻繁に起こります!
胸キュンポイント多めです。そして大体画面が絵画のような美しさ。


「敵同士から徐々に相手を理解し、惹かれ合う」過程が丁寧に描かれていて、ラブ感は合格。その分復讐や策略の線があますぎて、脚本家の手腕のなさが露呈してしまっているのが残念ではありました。が、二人の演技力と映像の美しさ、演出の細やかさに助けられて、感情が細やかに、階段式に進んでいくので、なんとか及第点のドラマにはなっています。
ただやはり、「セリフが硬くて作られてる感ある…」と感じる箇所もところどころ。
演出や出演陣の演技力、映像も音楽も文句ないんですが、脚本がほんと、弱いんですよね…。辻褄が合わなかったり伏線が回収しきれないもどかしさが随所にあります。
はい、そして冒頭で言いましたが、顔面が強すぎて物語入ってこない現象はマジでたびたび起きます(何度も言う)。
劉学義の慕容璟和、「立ってるだけで画になる」って感じ。
スクリーン切り替わるたびに「今の視線…好きだわ」って思って、そのあとで「え、今のセリフ何?」ってなった回数が少なくありません。
「顔に惹かれてたら話も少し面白くなってた」っていう、そんな感じで見るといいのかも。
主演二人の「出会いからぶつかり」「共闘し」「理解し」「惹かれあう」までの流れは“段階的”なので、視聴してても違和感なくてよかったです。
「恋愛始まる前から絆芽生えてる感」があって、それが個人的にはすごく好きでした。
脚本・プロット部分で「もう少し丁寧にしてほしい」「伏線散らして終わった感」があるのは否めません。
前半の昂揚感が、後半少し落ちちゃうという印象を持ちましたし。(劉学義見たさに最後まで見ましたが)。
そして、何だかんだ劉学義の演技力のおかげで、ラストはめちゃくちゃ泣けました。劉学義が劇中の心境を撮影外で呉謹言に独白していた映像もあったのですが、泣けました。(呉謹言も泣いてた)


おすすめする人・しない人(私の独断と偏見で!)
おすすめする人
- 主演ふたりのビジュアル(特に劉学義の美貌)重視でドラマを選びたい人(これ大事!)
- 古装+復讐モチーフ+ロマンスが好きな人
- ケミが見たい&「画面映え」も楽しみたい人
- 多少“荒さ”があっても「演出/雰囲気」で楽しめる人
- 胸キュンしたい人
あまり向かないかもな人
- 伏線の回収や脚本の整合性を最重視する人
- 復讐劇がそもそも好きじゃない人
- “まったく予想通りの展開じゃないとイヤ”という人
まとめ
結論から言うと、「顔面偏差値爆上げ」を理由にして始めても十分満足できる作品だと思います!
劉学義の慕容璟和、呉謹言の眉林、画面に登場して「え、今のアップ…止めて…」となる瞬間が何度もあります。それだけで“見たい”気持ちは十分に高まります。
でも、顔だけじゃないプラスαもあるのがこのドラマの魅力。美術・衣装・演技・ケミ・設定…多少荒削りでも「面白いものを観てる!」という気持ちにさせてくれます!
「復習ドラマなら多少脚本がずさんでも」が許容できるなら、ストレス少なく楽しめる作品だと思います。逆に「脚本が完璧でなきゃ絶対ムリ!」という方には、ちょっと“粗”が見えてしまう可能性も。
それでも、この記事を読んで「顔目的でもいいから一度見てみようかな」と思ってくれたら嬉しいです!
書いてたらまた見たくなってきたな。