陳坤、周迅。二人はお互いに対する愛情を隠すことなく表現し続けてきました。
それは周迅が過去、他の男性と結婚するときでさえ、そうでした。
▼ 左:陳坤(チェン・クン) / 右:周迅(ジョウ・シュン)
陳坤には息子が一人います。この息子を陳坤は自分の息子だと公表していますが、彼は結婚しておらず、過去に結婚したこともないため母親が誰かは明かされていません。
また、この息子が陳坤の実子なのか養子なのかについても、彼は明かさないとしています。
周迅は他の男性との結婚式でお祝いに来た陳坤の息子を、「私の愛する息子です」と場の出席者に紹介しました。
陳坤がその言葉を受け冗談めかして「僕の息子ですよ?」と言うと、「私の息子でもあります」と笑ってアイコンタクトしました。
このようなエピソードからも、二人がどれだけお互いに深い関係性なのかを知ることができます。
ある雑誌編集者が陳坤に、周迅の恋愛についてどう思うか質問した際、彼はこう答えています。
陳坤:彼女の演技もそうですが、彼女は実生活でもありのままで誠実に生きている人です。愛することや友情を育む際、彼女は常に率直で、言葉と態度に乖離の無い非常に珍しい人です。
愛も極限まで表現し惜しみなく愛情を注ぎますし、傷つくときも極限まで傷つきます。彼女はずっと自分をさらけ出しているので、心は防衛本能を備えていないようなものです。そのため幸福だけでなく悲しみや喪失もとても深いです。
周迅は2020年、2014年に結婚したアーチー・カオとの離婚を発表しました。
アーチー・カオへの配慮から、公での過度なスキンシップを避けてきた陳坤は、離婚後周迅をサポートするため、リラックスさせるために何度も会い、彼女の頬を惜しみなく抱きしめてキスするなど周迅に愛情を表現してきました。公の場でも遠慮することなく周迅を抱き寄せてキスをし、パジャマで一緒に過ごすことも明かしています。
陳坤の息子は周迅を「ママ」と呼び、周迅は陳坤の息子を「息子」と呼んでいます。3人は家族のように過ごし、更にお互いの両親を交えて食事をすることも多々あります。
それでも二人は恋人同士ではありません。
二人はお互いを一番よく理解し合っていて、それをお互いに認め合っています。しかしそのような深い愛情を持っていても、彼らは決して恋に足を踏み入れません。2014年、結婚式のバージンロードで周迅の手を握り、別の男に引き渡したのは陳坤でした。
陳坤は周迅との関係について、「お互い別の人と結婚していたとしても、シャオ・シャンはいつも僕のそばにいるし、僕もそうだ。僕と彼女の関係は、現実的な距離感に左右されない」と語ったことがあります。
(“小=シャオ”をつける呼び方は、一般的には自分より年下の相手に非常に親しみがある場合に使う呼び方ですが、周迅は陳坤より年上ですので本来はこう呼びません。ただし恋人や夫婦間の場合は年齢や性別は関係なく使われています。二人は恋人や夫婦ではありませんが、陳坤は周迅をいつもシャオ・シャンと呼びます)
それはお互いが別の誰かとの愛を育んでいても、二人の関係性には全く支障がないということです。なかなか考えにくい関係性であることは確かですが、このような関係は望んだからといって手に入る関係ではありません。