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陳坤(チェン・クン)と同窓生

陳坤(チェン・クン)、趙薇(ヴィッキー・チャオ)、黄暁明(ホァン・シャオミン)が同じ大学の同窓生だったということは前項で述べたとおりで、今や三人ともに中国内で知らない人はいないほどの有名人です。

(記事から一部抜粋して翻訳)

趙薇(ヴィッキー・チャオ)は女優として頭角を現わし、大金を稼げるようになると、さらに資産を増やすために投資などに時間を費やすようになります。
そしてそれは成功し、莫大な資金を手にしました。(2018年に脱税で告発され追徴課税を行ったようです。その後、昨年に何らかの違反行為が発覚し大変な事になっているようですが、記事の原文が難しすぎて翻訳できませんでしたので、よく分かっていません)

黄暁明(ホァン・シャオミン)も同じく、俳優として有名になると、さらにお金を稼ぐために株式投資をするなど、何年にもわたって世界中でお金を稼いでおり、俳優の間でお金持ちと見なされています。(趙薇同様2018年に脱税発覚で追徴課税を行っているそう)

この点で、黄暁明と趙薇は非常に似ています。
ただ一方、陳坤は別の道を歩みました。

人気になりお金を手に入れた最初、彼は幸せでした。
北京にスイート(マンションのことかな?)を購入し、母と弟を呼び寄せて北京で暮らせるようになりました。それ以来、彼は貧困の悪夢に別れを告げたのです。
そして俳優として成長するにつれ、ますます多くのお金を稼ぐようになると、彼は反省し始めました。

見慣れない大金に翻弄される自分が、パニックに陥っていることに気づき、彼はすべての公的な活動をストップします。

当時のことを陳坤はこう振り返ります。
「当時僕は、それほど多くを持っているべきではないと感じました。そして僕はそれほど多くを必要ともしていないと思いました。
また、多くを得すぎると欲が増してしまうのではないかと思うのです。
僕は突然、警戒する必要があることに気づきました。さもないと、より大きな名声と利益を得るために、自分を顧みることが出来なくなる欲の罠に陥ると思ったのです。

僕はある期間、仕事を休みました。考える時間が必要だったからです。そして名声と幸運をある程度意識してコントロールし続けるべきだと気づきました。
もちろん、ギャラが多いのはとてもありがたく嬉しいことですが、僕の収入は僕の貢献に比例するはずです。僕はすでに俳優であり、それなりに知名度もあり、十分すぎる報酬を得ていたのです。」

陳坤はこの時期、彼が最も人気があり、最も儲かっていたときに立ち止まり、その後長い間ドラマに参加しませんでした。

実際、世界中のほとんどの人は、名声と富に直面したとき「より良い」ことを望み、常に「私にはより多くの価値がある」と考えてしまいがちです。
しかし陳坤はある種の内省を持って、自分が名声と富を追いかけ始めていることに気づき、名声と富=幸運という見せかけの概念にとらわれてしまうことにも警戒していました。
最大の誘惑に直面したとき、彼は振り返ってそこから立ち去りました。

今、陳坤は自分が得た報酬を上手に増やして分配する方法を見つけたのだと思います。
身寄りのない子供たちへの福祉活動などに多くのお金を使い、貧しい学生の支援なども行っています。さらにドラマ制作にも携わることでお金を使い雇用を生み、良い作品を作り、作品を売って得た報酬をまた福祉活動やチャリティーに使い、作品制作に使う…と。

現在3人は歩んできた過程は違えど、三様に名声と富を手に入れました。
内二人は名声と富の輪に身を投じ、追いかけ、より多くのものを手に入れるために最善を尽くしました。
そして陳坤は、内面に目を向け、名声と富に翻弄されない精神力を付けることに努め、演技力を磨く事に最善を尽くしました。

(ココまで、記事から一部抜粋して翻訳)


実は私、陳坤(チェン・クン)も趙薇(ヴィッキー・チャオ)も黄暁明(ホァン・シャオミン)も大好きです!
人にはそれぞれ目的とするものや夢があります。それは名声やお金である場合もありますし、そうでない場合もあります。
それはどちらが正しい又は間違っている、ということではありません。夢を実現するために、名声やお金が必要になることもあります。
記事ではただ、3人の歩んできた過程と現状を述べているに過ぎないと思っています。道のりはまだ途中であり、今後どのようになってゆくかは未知の領域です。
趙薇の昨年末の問題など、詳しいことは分かりませんが、3人とも幸せになってほしいと心から思ってます!

▼ 左から、陳坤、趙薇、黄暁明

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