陳坤と周迅。
▼ 左:周迅(ジョウ・シュン) / 右:陳坤(チェン・クン)
周迅は過去に別の男性と恋仲になった際、陳坤について「彼は私を心から追い払うことができず、私は彼を心から追い払うことができません。そしてこれは、恋の話ではありません」と語っています。10年以上前のことです。
そして陳坤も、周迅との関係を説明するとき、このように表現しました。
「シャオ・シャン(周迅を愛情を込めてごく親しい人が呼ぶときの愛称)は私を取り除くことはできません。私もシャオ・シャンを取り除くことはできません。私たちと両親間の関係もとても良いです。この愛は、家族間の愛のようなものです。私は彼女が何をしても、彼女を愛しています」
周迅が離婚という決断をする苦しみの中にいたとき、陳坤は周迅にこう言いました。
「君は、君に起こる世界のすべての要因を受け入れなければならない。これは君が幸福になるために必要なことで、自分でそれに直面し対処しなければならない。しかし君が僕を必要とするとき、僕はいつでもそこにいる。君の泣き声を聞いて、君の笑った顔を見て、君が幸せを見つける間ずっと、僕は君が望む距離で君の傍にいる」
周迅は言います。
「私の考えでは、人は誰もが孤独であり、私たちの生涯では 愛する人に出会うこと、セックスに出会うことは珍しくありません。でも『理解』に遭遇することはめったにありません。理解したい、理解されたい、と願います。 しかしそのような人に出会うのは本当に難しいのです。
彼は、私の無二の理解者であり安心そのものです。傷ついて帰ってきても、彼と過ごせば治ります。彼とただ飲んで、食べて、音楽を聴いて寄り添って過ごすだけで、すべて解決されるのです」
陳坤:あるとき、僕はとても傷つくことがあって、夜に酒を飲んで酔っていました。 そのときに周迅に電話し、叫んだんです。
「シャオ・シャン!僕のために出てきて!今すぐ僕のために出て来い!」
本当にすぐ彼女はやって来ました。彼女を見たら急に涙が溢れてきて止まらなくなってしまった。
シャオ・シャンは何も言わず僕を抱きしめると、僕の胸に頭を寄せながら僕の頭をなで続けた。翌日落ち着いて、僕は二人分の朝食を作りながら彼女に尋ねました。(息子が海外留学中のため不在時の話)
「全く何も聞かず、何も言わなかったね」
彼女はこう言いました。
「時々、人は崩壊を止められないことがあるでしょ。あなたが必要としているのは、私があなたと推論したり、説教したりすることではなく、たぶんそんな時は抱きしめて、理由を聞かずに安心するだけでいいのでは?」と。
シャオ・シャンは僕が知っている中で最も思いやりのある女性です。僕が彼女を必要とするとき、彼女は理由を尋ねたり、講義したりしませんが、子犬のように僕に触れて安心を与えてくれる。
現在、陳坤は46歳、周迅は48歳です。二人は20年間以上、お互いに尊敬し合ってきました。 それは恋人関係ではなく、夫婦関係でもなかったしれません。ですが確かに彼らはお互いを最愛の人として若者から成熟に至るまで、支え合いながら成長し、それぞれの分野で最高に輝いてきたのです。
番組のホストは最後に、二人にお互いの間にある思いをどのように見ているか尋ねました。
二人は、「愛」だと答えました。