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中国ドラマ『四方館』檀健次が見せる新たな顔!笑いと謎が織りなすミステリー・ラブコメ時代劇

近年、中国ドラマ界で目覚ましい活躍を見せる俳優、檀健次(タン・ジェンツー)。特に『長相思』で演じた相柳役は、多くの視聴者の心を掴み、彼の人気を不動のものとしました。

そんな彼が次に主演を務めたのが、ミステリー・ラブコメ時代劇『四方館』。中国国内で放送されるやいなや、そのユニークな設定と檀健次の新たな魅力が話題を呼びました。今回は、中国での視聴者の評価を元に、本作の魅力と檀健次の演技について深掘りしていきたいと思います。

四方館 あらすじ

自由気ままな天才と、ドタバタな仲間たちが織りなす物語。
舞台は、大雍の都・長楽。各地から訪れる人々を管理する特設機関「四方館」を舞台に、物語は展開します。檀健次が演じる主人公・元莫(ユエン・モー)は、四方館の特別顧問。しかし、その肩書とは裏腹に、酒好きで自由気まま、異国人相手に滞在証を売って小銭を稼ぐ日々を送っています。一見すると、だらしなく、飄々とした人物ですが、実は亡き父譲りのずば抜けた才能を持ち、数々の難事件を解決に導いてきました。


そんな元莫の前に現れるのが、周依然(ジョウ・イーラン)演じる阿術(アースー)。西域からやってきた彼女は、ある目的のために長楽に潜入しますが、元莫に捕まってしまいます。この出会いをきっかけに、個性豊かな四方館のメンバーたちが、国家を揺るがす陰謀と、元莫自身の両親の死に隠された真実に迫っていく…というのが本作の骨子です。

檀健次の演技:クールな相柳から一転、飄々としたコメディアンへ

『四方館』の最大の注目ポイントは、間違いなく檀健次がこれまでのイメージを覆す、コメディタッチな演技に挑戦している点です。『長相思』でクールで憂いを秘めた相柳を演じ、見る者の心を締め付けた檀健次ですが、本作ではそのシリアスな面影は鳴りを潜め、コミカルで軽快な演技で視聴者を笑わせてくれます。


中国の視聴者からは、「『長相思』の相柳とは全く違う檀健次が見られる」「元莫は彼にぴったりの役だ」といった好意的な評価が多数寄せられています。特に、元莫が機転を利かして山東訛りの方言を話すシーンや、小道具の活用など、多くの面白いシーンは彼の即興的な演技によるものだと言われています。シリアスなシーンで培われた高い表現力は、コメディ演技にも生かされており、ただ面白いだけでなく、元莫の内面にある傷や複雑な感情も繊細に演じ分けています。


最初は「『長相思』の演技を超えられないのでは?」という声もありましたが、放送が進むにつれて「檀健次は幅広い役をこなせる実力派だ」と評価が逆転し、彼の演技力の幅広さを証明する結果となりました。

視聴者の評価:賛否両論から逆転へ、その理由は?

『四方館』は、放送開始当初、ストーリー展開の緩さや設定の不備、一部のキャストの演技に対する厳しい意見も見られました。特に、檀健次が演じる元莫のコメディ演技を「大げさだ」と感じる視聴者も少なからずいたようです。


しかし、物語が進むにつれて、元莫と阿術の軽快なやり取りや、個性的なキャラクターたちが事件を解決していく過程が多くの視聴者の心を掴んでいきました。特に、檀健次演じる元莫の、普段はだらしないが、いざとなると天才的な頭脳を発揮するギャップや、ヒロインの阿術とのユーモラスな掛け合いが好評を博しました。


また、本作は恋愛要素だけでなく、ミステリーや家族の絆、友情、そして若者たちが成長していく姿も丁寧に描かれています。後半になるにつれて、物語の謎が深まり、視聴者は単なるコメディではなく、骨太なストーリー展開に引き込まれていきました。

檀健次の新たな一面が光る、爽快なミステリー・ラブコメ時代劇

『四方館』は、クールな相柳を演じた檀健次とは全く違う、飄々としてユーモアに溢れた元莫というキャラクターを通じて、彼の新たな演技の可能性を切り開いた作品だと言えるでしょう。一見すると軽いタッチのコメディ時代劇ですが、その根底には深い謎と感動が隠されています。


笑いと感動、そしてスリリングなミステリーがバランス良く織り交ぜられた本作は、まさに檀健次が持つ多彩な才能を存分に発揮した一作です。彼が次にどんな役柄に挑戦するのか、ますます期待が高まります。日本での放送が待ち遠しいですね!


• チャンネル: 衛星劇場

• 放送日: 2025年10月8日(火)

• 放送時間: 21:00〜 第1話、第2話先行放送

• 出演者:タン・ジェンツー(檀健次)ジョウ・イーラン(周依然)

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